LINEクリエイターズスタンプの作成は、たまたま?、2000万円?
LINEクリエイターズスタンプの作成は、たまたま?、2000万円?
LINEクリエイターズスタンプの作成のきっかけは、クリエイターさんの売り上げ上位10名の平均が2000万円という記事をみたことから始まった気がします。
すごすぎる。ちょうどギャラクシーNOTE3の描画に興味を持ち調べていた時期とも重なっていました。
会話の中で、中高生には魅力的だよねって言われた時に、ちょっと調べてみようという気になりました。
作成方法で検索をかけると出てくるには出てきますが、パソコンでイラストレーターやフォトショップを使って作成する方法やMacを使った方法、iPhneを使った方法などが紹介されていました。
実際に調べる前は、Androidスマホで、アプリを探せば、簡単に出来てしまうのではという考えでした。
結局目指す情報を見つけることが出来ず、
自力で情報をかきあつめて作成するしかないかもと思いました。
貧乏な中高生にはハードルが高いのかなとも思いました。
この春(2014)から約半年で、登録クリエイターさん10万人超、発売スタンプ1万種類超。すごいムーブメントを感じるのに、すこしの違和感が。数が違いすぎる。
実は数万の審査待ちのクリエイターさんがいらっしゃる様子。また、審査で再提出になる方も。
この審査、うまい下手の審査ではありません。著作権侵害をしてないかや、暴力的、差別的表現でないか等を審査している模様です。
LINEさんは上場寸前なのであるが、なぜか問い合わせ窓口がない。ただし、コンセプトは最高だとおもいます。コンプライアンス整備中なのでしょう。
こうなったら、なんとか無料で、androidスマホで、なんとかならないかと調査を続行しました。
スタンプの申請には、もうひとつ大きなハードルがありました。
サイズの指定や透過処理の要求、png形式の指定などです。業界の方からしたら常識のようなことも部外者には大きなハードルです。
試行錯誤の末、なんとかたどりついた作成方法を紹介しながら、ぼやいていきます。
そんなことはいいからはやくおしえてという方は、ブログ右上に使用している無料アプリの一覧があります。要領のいい方なら、この情報だけで、できちゃうかもです。
手順は三段階。アプリを3個使います。
1、スマホで絵を描く。お絵描きアプリをいくつか紹介します。人による相性があります。試すしかない。
2、背景の透過処理。なんだそれは?ですよね。後ほど説明します。
3、申請する指定サイズに絵をリサイズする。
以降は番号の付け直し、ファイル転送などです。
まず、絵を描くアプリ。たくさんPlayストアに無料のものがあります。現在使用しているのは、「SketchBook EXPRESS」です。このアプリは、鉛筆で絵を書くトレーニングをうけた方に良いと思います。アナログ的感覚を持った優秀なアプリです。
自分はこのアプリに出会わなかったら、スタンプは作ってなかったと思います。
過去にちょっとだけお絵描きソフトに触った際には、だめだなって感覚しかわかなかったのが、一蹴されました。鉛筆の書き味が鉛筆なんですよ。
この無料ソフトの弱みは、レイヤーの数が3枚。
レイヤーの数が3枚。なんてえらそうに書いてますが、実は今回はじめてレイヤーってものを使いました。
デジタルの絵というのは、フィットするソフトがなく、高価なソフトを購入する余裕もなくでしたから、大カルチャーショックでした。
レイヤーとは、何枚かのガラスに絵を書いて後で重ねてくっつけてしまうというものです。
つぎに、ふたつめのお絵描きアプリ「LayerPaint Zero」。このアプリはまさにデジタルな手法の代表そのもの。レイヤーも10枚くらい使えますし、手振れ補正もあり、最初から透過させて描けたり、無料とは思えないものです。弱みはアナログ感がないことくらいです。
あとは有料版ですが、「Clover paint」750円も評価は高いです。前のふたつにも有料版があり、SketchBook Pro 502円でレイヤーの数が16枚に。LayerPaint HD 800円で設定項目が増える仕様です。3分くらいさわれば感覚的にあうあわないが判るので、インストールアンインストールを繰り返して、決定してください。
Playストアでの有料版は、たしか10分以内なら返品できるので、試してみてください。有料版は、無料版への感謝の寄付みたいなものと自分は思っています。グーグルPlayのプリペイドは、1500円。LINEでも使えるので、晴れて発売になったときも使えます。
そして、ふたつめが背景の透明化です。これはスタンプを「透過png」という形式で申請するよう指定されているものです。パソコンが白い余白を白に塗ったと判断するため、取り除くようにと指定されているということです。残りのpngですが、ボタンひとつでOKなので心配ありません。
最後はサイズをあわせるのですが、W幅350、H高さ300 ピクセルも意外と簡単です。注意点は必ず偶数とすることです。ですので、数値のチェックには気を使います。指定の数値とはマイナス20違います。後日説明します。以降のブログでは、この最終段階から逆に順をおって説明します。
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なんとか無料でやってしまおうという方針で進んできました。
経済的余裕のある方、ご年配の方には、おすすめしません。
もっと簡単な方法がありますから。
業界の方も、レイヤーすら知らない素人がと感じておられるでしょう。ごめんなさい。
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これははじめてのブログです。失礼もあるとは思いますが、お許しください。
また、クリエイターズスタンプという機会を与えてくれた”LINE"さまにこころより感謝もうしあげます。
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このブログを、親に美術系進学を反対されてる中高生、また経済的に美術系進学の厳しい中高生に送ります。
2000万円といかないまでも、自力で道が開けるかも。お互いがんばりましょう。
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